(2022-Vol.1)
2022年は、国内で2020年1月から始まった新型コロナ禍3年目に当たる年で、年初からの第6波、7月からの第7波の波が来たが、漸く終息の方向が見えてきた年でもある。政府も国民もウィズ・コロナの方向へ動き出し、自衛隊行事も2年ぶり、又は3年ぶりで復活開催と言う所も出て来たが、まだ事前応募・抽選で人数を絞る基地が多かった。世界情勢は皆さんご存知野通り、2月のロシアによるウクライナ侵略を発端に、国防に対する意識が大きく変わった年でもある。日本も欧米に呼応するかのように、防衛費のGDP比2%を目標に2023年からの5か年計画を作成し始めた。また、単なる予算増額だけでなく、ロシア対ウクライナの戦いを見ながら、今後の戦争に於ける必要装備の在り方や継戦能力の見直しに力を入れる事になる。陸自では、偵察ヘリや対戦車ヘリの全廃の方向が示され、攻撃型無人機の配備に舵を切るなど大きく変わろうとしている。
↑ 2022年9月10日 海上自衛隊八戸基地の公開に展示された第9飛行隊のUH-1J/41911。海自基地に併設された陸自の駐屯地に第9飛行隊が配置されていて、海自の航空祭にも必ず陸自ヘリが展示される。前方赤外線監視装置(FLIR)が付いている機体。
↑ 機体の左右に昇降用ステップが付いている、乗員の乗り降りの際に足を掛けてアシストするものであるが、細い支柱で固定されている為、2人までしか乗れない重量制限がある。
館山基地を離陸する東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊のUH-1J/41902
↑ 2022年9月の三沢基地航空祭に展示された第9飛行隊のUH-1J/41866。三沢の航空祭にも陸自は毎回AH-1S/UH-1J等を展示機として出している。第9飛行隊の機体が撮れるのは、主にこの2基地となる。FLIR 赤外線監視装置が付いていおる機体で、41860/41863/41864/41868等本機の前後のシリアルの機体にもこの装置が付いている。
↑ UH-1Jの全長はローターも含めれば17mを超える。これは全長としてはFA-18Cホーネット戦闘機とほぼ同じであり、格納の際には同規模のスペースが必要となる。中型ヘリと言っても案外大きいのである。
陸自のUH-1系統の部隊表記は胴体中央の小窓下に小さく書かれており、特に師団飛行隊の場合アラビア数字ではなく”ローマ数字”で表記されているので飛行中に読み取るのが難しい。展示機であっても、この位近づかないと”Ⅸ”が読めない。
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↑ UH-1J/41902の機首に描かれた”V”文字は、立川駐屯地東部方面ヘリコプター隊の”第一飛行隊”を示している。902号機は通算102号機になるので比較的新しく、外見も新品に見えた。機内には増加燃料タンクが見える。
↑ 展示会場を後にする第9飛行隊のUH-1J/41911。第9飛行隊は青森県青森市に駐屯する陸上自衛隊第9師団の直轄支援をする飛行隊で、UH-1Jを恐らく3~4機持っていると思われる。また、彼らの上部組織は仙台の霞目に駐屯する陸上自衛隊東北方面航空隊となるが、9師団支援の為に青森県八戸市に駐屯している。
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